2022年10月19日08:00
【横浜市・都筑区】旬の食材で、作って、楽しく学ぶ、子ども環境講座の様子をお伝えします!
2022年10月16日(日)に横浜市営地下鉄(ブルーライン・グリーンライン)センター北駅徒歩1分のところにあるJA横浜クッキングサロン「ハマっコ」にて『子ども環境講座』が午前午後2部制で小学生親子むけに開催されました!

『子ども環境講座』は旬な食材で作って・食べて・楽しく学ぶことを目的とした講座です。開催された10月16日は何の日かご存知でしょうか?毎年10月16日は国際連合が定めた世界の食料問題を考える国際デーの『世界食料デー』です。さらに10月は食品ロス月間だそう。世界では年間13億トンの食品ロスがあり、横浜市では8万6千トンもの食品ロスがあるなど世界・日本・横浜のいまを熱心に学んでいました。

食品ロスについて学んだ後、では実際にはどの様に食品ロスを減らすか。旬の野菜で使い切りクッキングのスタートです!「今日使うお野菜のほどんどが横浜市内で育てられたもの。エルバステラは珍しいお野菜ですが横浜市内で作られている。横浜市内には畑が沢山あり、近くのものを購入すると輸送の際の排気ガスやコストも削減できるんだよ。」と、地産地消の大切さを伝えていたの仕出し弁当屋の横濱うお時わたなべ社長。旬の野菜で使いきりレシピは「キャベツとエルバステラ添えベーコン長芋の和風スパゲッティ」と「長芋とトマトと茹でキャベツのオリーブオイル和えエルバステラ添え」です。料理開始数分。長芋の皮を剥きながら「あ、剥けすぎちゃった、これも問題だな!」と、早速食品ロスを心掛けた一言が!キャベツの芯も美味しく食べれる方法も実際に食材に触れながら経験していました。


教わるのは作り方の手順だけではなく、包丁の持ち方、麺を茹でる際に塩ではなく顆粒の和風だしを入れる、バターを入れるタイミングなど、プロから料理のコツも学んでいました。



メイン・サイド2品作って出たゴミはなんと山芋の皮だけ!キャベツの芯も使い切り、キャベツを茹でたお湯は捨てずにスパゲッティを茹でるなど、環境・食品ロスに配慮した使い切りクッキングでした。お料理中は真剣な表情だった皆さん。「学校で給食の残飯問題があり、食品ロスに興味があり今回参加してみました。」「思ったより手際よく出来ているので普段からお料理を子供にお願いしたい。」「パパとまたお料理がしたい!」「帰ったらママにも作ってみたい!」と、親子で作ったお料理を試食しながら楽しそうにお話しくださいました。環境問題を学べるクッキングを通して食育も学んでいました。

試食の後は実験です!「今日何でここまで来た?」「電車!」そんな会話を繰り返しながら"自分たちで"瓶に二酸化炭素を入れていきます。

その後ライトの前に瓶を置きます。二酸化炭素が入っていない瓶と比べていくと、二酸化炭素を入れた瓶の中の温度は上昇していきます!「今は缶で二酸化炭素を入れたけれど実際は人間が二酸化炭素を出しているんだよ」と、実験をしながら地球温暖化はどうしておこるのだろうか考える時間となったようです。

実験の後はゲームです!二酸化炭素を減らす取り組みをしている商品についているマークを探してます。

様々な企業が環境問題に取り組んでおり、ゲームをしながら消費者である私たちはなるべくこのマークがついているものを買う事を心掛けるきっかけに。

最後に学んだことを家族みんなでエコ生活にトライするおうちでワークも配布されていました。今日学んで終わりではなく、実際に家族で実践継続していけけますね。クッキング、実験、ゲームをして2時間弱。誰ひとりも飽きることなく環境問題に向き合っていました。「2050年には二酸化炭素ゼロに!」と、講座が締めくくられました。10月は食品ロス月間ですが、月など関係なく多くの方に今後この楽しく学べる講座が届くといいですね。
取材にご協力いただいた皆様ありがとうございました!
主催:横浜資源循環局・横浜市温暖化対策統括部本部実践者:公益財団法人横浜市循環公社
今回イベントへの参加申し込み先の公益財団法人横浜市循環公社のHPはこちらです。
JA横浜クッキングサロン「ハマっコ」があるのはこのあたりです。
記事・写真:山岸あやか
『子ども環境講座』は旬な食材で作って・食べて・楽しく学ぶことを目的とした講座です。開催された10月16日は何の日かご存知でしょうか?毎年10月16日は国際連合が定めた世界の食料問題を考える国際デーの『世界食料デー』です。さらに10月は食品ロス月間だそう。世界では年間13億トンの食品ロスがあり、横浜市では8万6千トンもの食品ロスがあるなど世界・日本・横浜のいまを熱心に学んでいました。

食品ロスについて学んだ後、では実際にはどの様に食品ロスを減らすか。旬の野菜で使い切りクッキングのスタートです!「今日使うお野菜のほどんどが横浜市内で育てられたもの。エルバステラは珍しいお野菜ですが横浜市内で作られている。横浜市内には畑が沢山あり、近くのものを購入すると輸送の際の排気ガスやコストも削減できるんだよ。」と、地産地消の大切さを伝えていたの仕出し弁当屋の横濱うお時わたなべ社長。旬の野菜で使いきりレシピは「キャベツとエルバステラ添えベーコン長芋の和風スパゲッティ」と「長芋とトマトと茹でキャベツのオリーブオイル和えエルバステラ添え」です。料理開始数分。長芋の皮を剥きながら「あ、剥けすぎちゃった、これも問題だな!」と、早速食品ロスを心掛けた一言が!キャベツの芯も美味しく食べれる方法も実際に食材に触れながら経験していました。


教わるのは作り方の手順だけではなく、包丁の持ち方、麺を茹でる際に塩ではなく顆粒の和風だしを入れる、バターを入れるタイミングなど、プロから料理のコツも学んでいました。



メイン・サイド2品作って出たゴミはなんと山芋の皮だけ!キャベツの芯も使い切り、キャベツを茹でたお湯は捨てずにスパゲッティを茹でるなど、環境・食品ロスに配慮した使い切りクッキングでした。お料理中は真剣な表情だった皆さん。「学校で給食の残飯問題があり、食品ロスに興味があり今回参加してみました。」「思ったより手際よく出来ているので普段からお料理を子供にお願いしたい。」「パパとまたお料理がしたい!」「帰ったらママにも作ってみたい!」と、親子で作ったお料理を試食しながら楽しそうにお話しくださいました。環境問題を学べるクッキングを通して食育も学んでいました。

試食の後は実験です!「今日何でここまで来た?」「電車!」そんな会話を繰り返しながら"自分たちで"瓶に二酸化炭素を入れていきます。

その後ライトの前に瓶を置きます。二酸化炭素が入っていない瓶と比べていくと、二酸化炭素を入れた瓶の中の温度は上昇していきます!「今は缶で二酸化炭素を入れたけれど実際は人間が二酸化炭素を出しているんだよ」と、実験をしながら地球温暖化はどうしておこるのだろうか考える時間となったようです。

実験の後はゲームです!二酸化炭素を減らす取り組みをしている商品についているマークを探してます。

様々な企業が環境問題に取り組んでおり、ゲームをしながら消費者である私たちはなるべくこのマークがついているものを買う事を心掛けるきっかけに。

最後に学んだことを家族みんなでエコ生活にトライするおうちでワークも配布されていました。今日学んで終わりではなく、実際に家族で実践継続していけけますね。クッキング、実験、ゲームをして2時間弱。誰ひとりも飽きることなく環境問題に向き合っていました。「2050年には二酸化炭素ゼロに!」と、講座が締めくくられました。10月は食品ロス月間ですが、月など関係なく多くの方に今後この楽しく学べる講座が届くといいですね。
取材にご協力いただいた皆様ありがとうございました!
主催:横浜資源循環局・横浜市温暖化対策統括部本部実践者:公益財団法人横浜市循環公社
今回イベントへの参加申し込み先の公益財団法人横浜市循環公社のHPはこちらです。
JA横浜クッキングサロン「ハマっコ」があるのはこのあたりです。
記事・写真:山岸あやか